着物を活かすお手入れ

「お手入れ」は、着物にとって「後々のために良い」ことです。
早期のお手入れは生地を傷めることなくシミや汚れを落とすことができます。
後々、大変なお手入れで高額な加工代になるより経済的です。
「虫干し」もお忘れなく。夏の「土用の虫干し」もして頂きたいですが、京やでは2月の乾燥時期の「寒干し」をおすすめしております。
熟練の職人さんたちとのネットワークを作ってきた、経験豊かな二代目も健在です。

安心してご相談ください。

着物を活かすお手入れ


お手入れの種類

  • しみ抜き

    部分的なシミや汚れを落とします。
    特にワキの「汗」などには「水」を使った部分洗いをおすすめしております。

  • 丸生洗い

    形はそのままで全体のシミや汚れを落とします。
    きもの用ドライ洗浄液で洗います。

  • 洗張り

    仕立を解いて、反物の状態にして水を通して洗います。
    水を通すことで生地の風合いが甦ります。
    仕立替えには筋消しができる洗張りがおすすめです。
    ※刺繍や金箔などの加工により水に通せない場合もあります。

  • 染め替え

    仕立を解いて反物の状態に戻してから、色を抜いて柄物に「染め替え」たり、派手になった色の上から「色掛け」をして地色を渋くすることが出来ます。

  • 染め替え

    「洗張り」や「染め替え」後、寸法を変えたり、別の形に「仕立替え」ることができます。
    着物→コート・羽織り→コート・羽織り→名古屋帯

  • 染め替え

    袖丈(袖の長さ)や裄(手の長さ)などの部分的なお直しです。
    身丈や身幅など全体的な寸法直しは「洗張り」が必要です。

◎生地や模様により、お客様のご希望に添えない場合がございます。

お手入れ(しみ抜き)の目安

1~2年もしくは3~4回の着用後、お手入れされるのがおすすめです。
特別なシミがなくても、衿と袖口と裾のお手入れは着物のために必要です。

お手入れの受付~納品までの流れ図

  • 1

    まずは当店までお電話下さい。

  • 2

    ご来店もしくは訪問させて頂き、直接拝見させて頂きます。お客様のご希望をお伺いしいて、
    ご予算を提示させて頂きます(シミの度合い等により後日ご提示させて頂く場合もございます)。

  • 3

    お預かり

  • 4

    職人さんによる加工

  • 5

    仕上がり確認

  • 6

    納品

※ 京やは東京・京都の熟練の職人さん達とのネットワークが強みです!

料金について

お手入れをお考えの場合、まず実際に拝見させて頂きたいと思います。
例えば、「いつ」「何が」「どういう状態で」付いたシミなのかが分からなければ、
正確な金額をお出しすることは難しいです。
新しいシミ、古いシミ、汚れの範囲、色ヤケの具合など総合的に判断させて頂く必要がございます。

ご相談しながら最善の方法とお見積もり、加工期間をご提案させて頂きます。
その後、お客様のご判断で「する」「しない」をお決め下さい。相談無料です。

【参考】1~2年もしくは3~4回の着用後で特別なシミがない場合小紋の着物(袷)のお手入れ:1枚[丸生洗い]9,900円(税込み)



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